記事の詳細
これまでWeb構築について幾人もの人間を指導してきました。
が、成果を出せた人間は極僅かです。
というか、成果が出る最低限のラインに届く事ができる人材が非常に少なかったです。
Webコンテンツ制作で最も重要な力
それは「続けること」。これ以外にありません。
ことコンテンツ系のWeb媒体においては継続力はどんな知見にもマネタイズの才能にも勝ります。
毎日1記事、3ヶ月。
これで大体100記事です。
そして、9割以上の人間がこの最低ラインに達することなくWebコンテンツ制作から去ります。
まずは1,000文字を100記事
- 1記事1,000文字の記事が100本
これだけ任意のテーマについて書くことができると10万文字がサイト内に存在することになります。
それってどれくらいの文量なのでしょうか?
文庫本で約300ページ。ちょっとした長編小説の文章量が10万文字くらいです。
これだけの文字数をあるテーマに絞って書くことが全ての始まりです。
オーガニック検索の始まり
100記事を書く頃にアクセス解析を見てみましょう。
テーマにも依るところはありますが、ざっくり言って1日100UUくらいの規模に達しているはずです。
Google検索のアップデートにより検索ワードのデータが取りにくくなりました。
しかしながら、1日100UUくらいあれば、大体自分のそのサイトがどんな検索で上位に来ているのかの傾向がいよいよわかるようになります。
自分で設定した任意のテーマ=専門性の中で更に尖っている部分を、ほかでもないユーザが教えてくれるのです。
検索ワードの尖りを更に研ぎ澄ます
検索ワードの傾向が掴めることで、以下の2つのアクションが打てるようになります。
- 1.ユーザ流入が多いキーワードから広げた関連記事の投下
- 2.ユーザに人気のコンテンツの集約・加筆によるまとめ記事の投下
アクションは連なっていて、1.を重ねた結果2.ができるようになるイメージになります。
そして、2.が多くの場合そのサイトのキラーコンテンツになり得ます。
キラーコンテンツからのバイラル・被リンク獲得
自サイトのアクセス解析に基づいたマーケットからキラーコンテンツを書く。
机上の空論ではないこのアプローチが実施出来た場合、ソーシャルメディアを通じたバイラル・ループに入ることがあります。
バイラル・ループはTwitter・Facebook・その他ソーシャルメディアを通じてその記事がシェアされることで爆発的なアクセスと被リンクの獲得に至ります。
一過性に見えるアクセスの向上は数週間後のGoogle検索順位のアップデートでキラーコンテンツのキーワード検索順位を押し上げることになり、結果的にサイト全体のアクセスが底上げされます。
ここに至るには、「100UUのアクセス解析」と「キラーコンテンツ」と「100UUのアクセスからのバイラル・ループ」が不可欠なのです。
ゆえに100記事。全てはそれから
- 1.100UUのアクセスからニーズを読み取る
- 2.ユーザの実際の流入傾向からキラーコンテンツを仕上げる
- 3.キラーコンテンツを見た100UUのユーザがバイラル・ループのきっかけになる
全ては自力で安定して100UUの検索ユーザを手にする土台あっての話。
ここに至るまでは戦略もへったくれもないという話になるわけです。