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ASP広告を販売できる力がつくまでは、グーグルアドセンスは貴重な収益源です。
最近2回ほどアドセンスのポリシーに関する話をGoogle社員に聞く機会があったので内容をまとめておきます。
アドセンス配信停止になるポリシー違反例
成果地点が最も近いクリック保証型広告。
中でもGoogleAdsenseへの出稿数はまさに1強状態にて、これしか選択の余地がないと言っても遜色ない状態にあります。
さて、そんな貴重なマネタイズポイントを守るために必要な知識。
それがアドセンスポリシーの理解です。
最近のBAN事例という事でいくつかパターンを紹介しておきます。
アダルト系コンテンツ
- 子供も交えた家族でそのページを閲覧できるか?
上記が最も重要な判断ポイントになります。
「解釈」が存在することが一番の肝で、同じ画像を使っていても良いケースとダメなケースがあります。
例えば、水着を着た女性の写真を掲載したとして、それがマリンスポーツの結果を知らせるニュースコンテンツならば家族で見ることができるでしょう。
しかし、同じ写真が他の水着画像と並べられて、「水着美人特集」などとなってくると意味合いと解釈が変わり始めます。
この視点でのチェックを怠らないようにしないといけません。
ファーストビューの専有度合
- 特にスマートフォン表示で、コンテンツを押し下げるポリシー違反が増加
最近かなり増えている広告配信停止の事例との話です。
レスポンシブデザインの台頭とも関わりがありそうですね。
端的に言って、スマートフォンで見た時にレクタングル系の大きいサイズのアドセンス広告が全面に見えていて、その上に指を乗せてスクロールしないと記事に辿りつけないような状態になっていたらアウトです。
この状態をGoogleは「広告がコンテンツを押し下げている」という表現で何度も話していました。
広告を過度に目立たせる
- 特にスマートフォン向け画面では1画面内に2つの広告が表示されてはいけない
アドセンス広告を必要以上にアピールするポリシー違反。
旧来だと「ここをクリック!」みたいなラベルからのアカウント停止が多かったようですが、最近増えているこの視点での違反はスマートフォン表示です。
1つの画面内に2つ以上のアドセンス広告が見えるレイアウトは違反対象になります。
多くの運営者は記事上や記事下をテンプレートなりウィジェットに書き込んで表示していると思いますが。自動なだけに盲点になりやすいので注意しましょう。
また、レスポンシブデザインを採用している場合はサイドバーが記事下に回りこんでくるので、記事下のアドセンスとサイドバー上のアドセンスが1画面内に同時に表示される状態になることが多いので調整が求められます。
GoogleAdsense最近のポリシー違反のまとめ
- ・アダルトと解釈するかは「子供と一緒に見れるか」
- ・スマートフォン向けファーストビューのレクタングルはアウト
- ・スマートフォンの1画面に2つ見えていてもポリシー違反