記事の詳細

戦略的Web構築論では、普遍的なテーマを選定して集中的に記事コンテンツを書き上げていく手法を推奨しています。
普遍的というのがかなり大切で、トレンド記事と違っていつでもバズが生じることがあるのです。

書店で「いつでも」目にするテーマ・タイトルを見極める

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このメカニズムを解き明かすヒントは書店にあります。
不定期に訪れて、平積みされている書籍のタイトルを注視してみましょう。

たとえば、こんな感じのものが見つかるはずです。

  • 「XX流・時間管理術」
  • 「最強のポイント・マイル獲得法」
  • 「公務員試験完全対策」
  • 「XX歳までにやっておきたいこと」
  • 「20XX年XX大会絶景・穴場スポット特集」

これらのタイトル本は、著者とテーマが少し変わるだけでだいたい毎年置いてあります。
つまりは毎年売れている、という話です。

そして、多くの人はこうしたノウハウ本を「タイトル」で手に取るか決めます。
Web上でいうところの、検索結果に表示された一覧からのクリック流入ですね。
Webの優位点、それは「手にとってもらう」ことの意義がとても大きいことです。
本と違って、その記事を買っていただく必要はありませんから。

「タイミング」を探す

もっとも大切なのはこの工程です。

目についたタイトルを、ユーザがそれに対して興味を感じる「タイミング」が明確かどうかで仕分けていきます。
専門書のテーマでないため、一定のユーザ母数は担保されているものと考えます。

その上で、バズが起きる前提条件としては「そのユーザが一気に動く」瞬間の有無が大きく影響するのです。
例えば、上記に挙げたタイトルイメージでタイミングが明確なものだけ残すとこうなります。

  • 「公務員試験完全対策」
  • 「20XX年XX大会絶景・穴場スポット特集」

季節性。これが1つの答えになります。
しかしながら、非トレンドのバズを目指すためには「いつでも」通用するタイトルである必要があります。
毎年増刷がかかりそうか?という観点でもう一度このタイトルを見てみましょう。

「20XX年」、これが足かせになってしまいます。
当該年度はユーザへのマッチ度合いが強いので引きも当然強いですが、翌年以降はタイトルとユーザのニーズが乖離してしまうため、単なる過去の情報になってしまいかねません。

「年」ではなく「月」か「季節」

過去記事でバズるためのタイトル属性はここに落ち着きます。
ここから発想を広げることで、最新記事でなくなってしまっても強い記事を書くヒントが得られます。

例えば、こんなタイトルはどうでしょうか?
単発で打つのではなく、全てそれらに適したテーマのサイト・ブログの中にあってこそ意味が出る記事です。

「月」か「季節」を反映した記事タイトル例

  • 「全ての営業マンに捧ぐ、3月決算の企業で予算を余らせがちな業種と部門」
  • 「確定申告の時期ですが、税金は現金以外でも払えるの知ってますよね?」
  • 「内定者が監修!XX社の就職試験の傾向と対策」
  • 「新入社員さん。XX公園の花見スポットをまとめておきましたよ」
  • 「5月病になった人が夏休みには笑顔に戻れるためにやるべき事」
  • 「冬ですね。日本全国のご当地鍋のレシピかき集めてみました」
  • 「今からでも年末の新幹線で座れる方法をいくつかご紹介します」

自分と、自分が調べた情報を最適の状態に加工して、求めるであろうユーザに、求めているであろう時期に届ける。
これがWeb上の情報発信であり、ソーシャル時代の今はそれがピタリとハマった時にバズが生じます。

タイトルだけの本はがっかりしますよね?

タイトルを決めたからには、タイトルに対して誠実な内容を書く。これは必須の姿勢です。
そして、タイトルと中身が伴わない記事がバズると2つのデメリットを負うことになります。

  • ・直帰率の増加
  • ・サイト滞在時間の低下

これらは双方、最近のGoogleがサイトの評価指標に加えているであろうポイントです。
短期的なアクセスを安易に求めると、長期的なペナルティをもらうわけです。

ですが、そろそろ決めたテーマに対してひと通りの記事がかけるようになった、くらいの中級者の方には是非ともこのような「難しいタイトルを設定して、きちんと伴った中身を書く」というアプローチに挑戦していただきたいと思います。

自分でやりたいと思って決めたサイトテーマです。
究極は「こんな記事が読みたい」と自分で思えるような課題を設定して、自ら答えを書く。
そしてそれをWeb上にシェアする姿勢にユーザはついてきてくれるのだと思います。


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