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Webサイトテーマの競合性を調査する。君子は強敵からは戦う前に逃げる。
Webサイトのテーマを決めることで、流入ユーザ属性が決まり、自ずと収益の期待度も変わってきます。
しかしそれらはまだサイト作成者が決定・コントロールできる範囲の中の話。
敵はどれくらい強いのか?サイトテーマ競合の調査
基本的に人間みな考えることは同じです。
下記の選定をした際には、周りの動きを無視することはできません。
- ・ビッグワードをテーマにするサイト
- ・収益性あるキーワードをテーマにするサイト
いずれも当たれば大きなユーザや収益が見込める分野であるだけに、競合サイトの存在も容易に予見できます。
まずは自分の限られたリソースをそのテーマに投下する価値がありそうかどうか、簡単なチェックを実施することが肝要です。
Step1:キーワード検索
当然ながら、まずはテーマにするワードで検索。
検索結果から下記をチェックしましょう。
- 1.個人の雑記のような記事の数
- 2.企業公式サイトの数
- 3.アフィリエイト目的のサイトの数
このチェックでは、1から順に数が多ければチャンス。
逆に、3がほとんどで2があるかないかだとピンチです。
アフィリエイト目的のサイトとは、日本語ドメインで「XXX比較.com」とか「XXX○○○.net」とか非常にあからさまにSEOを式しているのですぐわかると思います。
また、ページに入ってみると大体は長めのランディングページになっていてページ中腹や下部にデカデカと「XX公式ページへ」とか「XXXの内容を見てみる」とかのリンクボタンがあるのも特徴です。
Step2:SEOチェキ
Step1で参入できそう=1ページ目に来れるかもと思ったら、念の為1ページ目のサイト達を調査します。
SEOの基本、SEOチェキ
やっぱりここでもSEOチェキ先生に頼りましょう。
調べたいサイトのURLを入れて、結果の「インデックス数」をチェックします。
インデックス数はサイトのページ数の規模ですから、これが100を切っていれば毎日更新して3ヶ月で大体同じ規模のテキスト・キーワードを内包したWebサイトが構築できる算段が立ちます。
焦らず、成功体験を重ねること
いきなり競合だらけのレッドオーシャンで戦うのは得策ではありません。
「クレジットカード 比較」なんかは複合キーワードでも真っ赤っ赤ですから、相手に一日の長があります。
やりたいテーマでこの状態になった場合は、2つの対処方法をお勧めします。
- 1.中長期で育てるために、焦らず今からサイト作成
- 2.成功体験を積むため、更に細かいキーワードで記事を書く
より細かいキーワードでサイトを作り、それらの集合体として当初狙ったキーワードサイトをじっくり育てていくこと。
チャレンジなくして成功はありえませんが、Webサイト制作においてはこのように一の矢と二の矢を使い分けて戦うことも大切です。