記事の詳細
キーワード選定のアプローチには2つの側面があります。
1つは外部集計データに基づいたりアクセス規模を予測した選定、もう1つはこれまでの自身の運営サイトへの実際の流入キーワードから見出すアプローチです。
検索キーワードとは、ユーザからの質問
質問から意図を汲み取ることで、新しい記事テーマが生まれます。
検索ワードは沢山の事を教えてくれます。
例えば、自分がAという事項について詳細な記事を提供していた。
にもかかわらず、「A B 違い」などでユーザ流入があった場合、つまり「AとBの違いを知りたいニーズがある」ということと、「AとBの違いについて的確に説明した記事が検索上位にない」という予測が得られます。
何故ならば、Aについて詳細に書いてある自分の記事、おそらくは数ページ検索結果一覧をめくったうえでユーザが訪れたということなのですから。
このように、流入検索ワードと流入先の記事にズレがあった場合はチャンスです。
下記のようなカテゴリでサイト運営者として媒体の充実化を図ることができます。
1.関連記事の作成
検索傾向あるキーワードがわかることで、それらに関連する記事を掲載し、コンテンツの強化を図ることができます。
例えばあるブランドの任意のモデルの服に関する記事にアクセスがあったなら。
キーワードを反映して「XX 着こなし」「XX ラインナップ」など隣り合う形でコンテンツの幅を広げることができます。
2.記事の詳細化
検索ワードに対する記事の返答性を明確化、正確化、詳細化することでサイトのコンテンツのレベルアップが実現できます。
あるブランドの服の例を続けましょう。
コンテンツの詳細化ですのでキーワードではなく、その服についての「デザイナー」や「素材」や「販売店舗一覧」や「USED品情報」など、横ではなく同一の記事にコンテンツを再投下して加筆するアプローチです。
3.サイトカテゴリの新設・再編
ボリュームがあるキーワードについて、関連記事作成と記事の詳細かを実施したのちカテゴリとしてまとめてしまう。
これで1つの人気コンテンツの塊ができます。
突き詰めると、1つのブランドという大カテゴリの中で、任意のアイテムだけでカテゴリが形成されていくようになります。
サイトが詳細情報を蓄えつつ大規模化していく過程のなかで通ることになるアプローチでもあります。
糸口を見つけたら徹底的に攻める
- 1.良いキーワードは関連記事で増やす
- 2.検索ユーザにより詳細な情報が届くよう、加筆する
- 3.関連記事と詳細化ができたらカテゴリ化する