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1,000文字、100記事。
常々言い続けている任意のテーマで一定のアクセス母数を得るための指標です。
一方でWebサイト構築に終わりはあるのか?考えてみましょう。
Webサイトの終着点を計算する
極論を言えばWebサイト構築に終わりなどありません。
確かに時代を区切った歴史上の出来事など、コンテンツとして有限に見えるテーマはあります。
しかしながら、より詳細化したり、切り口の違いを出すだけで更にバリエーションは2倍3倍に膨れ上がる。
と、お気付きかと思いますが、終わりは予め自分で決めておくものです。
そのゴールの設定に際して参考になりそうな指標についてお話していきます。
1.ユーザの母数からシェアを割り出す
- サイトのテーマに依っては、それを必要とする母集団の数が絞れるものがあります
- 例えば大学生向けのサイトの場合、ざっくりその母数は50万人前後
Webサイトにはテーマが、そして収益化のためにはターゲットが必要です。
上記のような前提で運営するサイトで、且つマネタイズの手段が「1回きり」系の買回り品などではない場合。
当然、年間のUUが50万に近づいた時が現状そのサイトがマネタイズ面で囲い得るほぼ全てのターゲットを取り込んだ、と見なしてもよい段階になります。
2.収益計画を立て、達成度合いを見る
- 慣れるまでは難しいですが、ASP担当者などと会話しておおよその任意のプログラムの総収益を掴む
- 限界を自分が破らない前提においては、1つの広告からの収益はその数を上限とする値に落ち着きます
基本的にはアフィリエイトというビジネスモデルはアフィリエイターの成果確定と広告主の制約がニアリーの位置関係です。
しかしながら、一部仕入れと売りのタイミングが異なるビジネスもあり、そのようなプログラムには広告主予算上限があったりします。
となると、広告主のポテンシャルを超えてユーザを送客し続けても活動はボランティア化するだけですので、これも1つの限界点と定める事ができます。
3.アクセスの伸長を観測する
- ユーザ母数との関連性が高いが、Webサイトのアクセスには成熟期が存在する
- シェアの奪い合いの段階に入ると当然、それまでの伸長率が鈍化するタイミングがやってくる
100記事コンテンツを整備する間などはアクセスはゆるやかに増え、ある日突然ロングテール流入が一気に高まるタイミングがやってきます。
そこから前月比2ケタ伸長、前年比で見ると3ケタ伸長などが当たり前の拡大期が始まります。
そして、テーマを絞っている以上いずれ訪れるユーザを競合と奪い合うように、その伸長がゆるやかになり、マイナスに転じる時も訪れます。
そこから更に数ポイントのシェアを常に奪い、トップに君臨する事を維持するのか。
はたまた新しいテーマに注力しリソースを割り振るのか、意思決定のタイミングという事です。
Webサイトの終着点のまとめ
- 1.ユーザの母数を元に限界を見極める
- 2.広告主予算などの観点から、限界収益を見据える
- 3.アクセスの鈍化するタイミングを把握し、リソース配分を見定める